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引きこもり女子の精神疾患ライフハック

ハァイ!引きこもり歴10年以上メンヘラ歴はそれ以上の私だよ!!

引きこもりの精神疾患なんて言ったらかなりやべえ女を想像するんじゃないかな?それでも私は元気に楽しく引きこもってるし、ごくたまには友達とお外に出て遊んでるよ!

私の場合は診断書が「双極性障害」(いわゆる躁鬱だね)とガチの不眠なんだけど、服薬しながら自分のメンタルを平和にしている私的ライフハックを今回は紹介するよ。

自分で自分のことを甘やかしてあげて、許してあげてなんてことは言わないよ。そんなのもう聞き飽きたしなんの役にも立たない。人生サバイバルだからね!

こんな方におすすめ

  • 躁鬱のことを知りたい人
  • 精神疾患って薬を飲む以外に緩和する方法ないか知りたい人
  • 引きこもりでマイナス思考になりやすい人

双極性障害とは?|躁と鬱が交互にやってくる生活

躁状態(わかりやすく言うとスーパーハイテンション)と鬱状態の状態が繰り返す脳の病気。

双極性障害はふたつに分けられて

  • 双極Ⅰ型
  • 双極Ⅱ型

があります。

双極Ⅰ型
激しい躁状態とうつ状態がある

双極Ⅱ型
軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態がある

これでいくと私は双極Ⅱ型に当てはまります。双極Ⅰ型とⅡ型は躁状態の時の違いです。

双極Ⅰ型の特徴例

  • ギャンブルに高額のお金を突っ込んでしまう
  • 高額の買い物をいきなりする
  • 突然会社を辞めてしまう など

双極Ⅱ型の特徴例

  • ふだんよりその人らしくない行動
  • 元気すぎる行動

ただし、これはⅠ型からⅡ型に移ったりするかもしれないと個人的には感じている。

なんでって、一番私がメンタルヤバかった時の躁状態(と思われる)の時はめっちゃⅠ型に当てはまってたから。金銭感覚おかしくなってたし、仕事はいきなり辞めて長続きしなかったし。

精神疾患当事者・那智のステータスを公開

まあ、まずここからじゃないかな。

メンヘラ女のメンタルを平穏に保つライフハックって言っても誰もに当てはまる訳じゃない。当然、私のやり方が向かない人だっている。なので、まず私の現在の状態をステータス化してみた。

まとめてみると

  • 症状は鬱と不眠にガン振り
  • やる気はそこそこあるけど食欲が消滅している

って感じです。やる気はまあ消滅していないから、在宅のお仕事ならできて自分ひとり食っていける分くらい稼げるんですね。

でも、人間だもの(しかもメンヘラだし)些細なことで死にたくなる。実際、未遂もしてる。そういう時って、鬱がどん底モードか躁がスーパーハイテンション過ぎて「もういいやー!!!全部どうでもいい!よし!死のう!!」って脳内でなっている。かなりカジュアルに死のうとする。ヤバイ。

精神疾患と暮らす日常のライフハック

自炊:栄養からメンタルを保護する

一人暮らしでコンビニメシばっかりだと栄養が偏る。栄養が偏るとメンタルに来る。

どうしてもコンビニメシや外食ばっかだとコスパ悪いし、不規則になるのも良くない。だいたいコンビニメシは大体炭水化物責め。外食だと野菜が足りない。

メシ、重要。特に私の場合は食欲が消滅しているから、少しでも自分の食べいたもの作って悪くなる前に食材を使い切るってミッションをクリアしないと食べ物を粗末にするっていう罪悪感もついてくるから、少なくとも一日二回はメシを食うようになった。

めちゃくちゃ手の込んだ料理なんかしなくていい。簡単な作り置きでいい。肉と野菜と米は人間を元気にする。

ちなみにコンビニメシどころか金なくておなかいっぱいになるからってポテチばっか食べてた知り合いはめちゃくちゃ肥満になって、更に外見コンプレックス加わって鬱加速した。

女子は体重増加も気にする。ただでさえメンヘラ系のお薬は副作用で体重増加しやすい。自炊だとカロリーコントロールもしやすい。

昼型生活|玄関でもベランダでもいいから日光を浴びる意味

いや、そんなに規則正しくはないけど。

昼寝してもいいから昼夜逆転を辞めた。一時期外で仕事してたからもあるけど。

完全に昼夜逆転すると日光に当たらなくなるから、本当によくない。少しでも日光を浴びるとセロトニンが分泌される。分泌物の効果は実感しにくいけど。

セロトニンの効果

  • リラックス効果
  • ストレス解消
  • 睡眠の質を高める

医者もとにかく外に出ろ日光浴びろと言うくらいなので、効果はあるんだろう。

引っ越しをきっかけに日当たりの人権を得たから、毎朝ベランダで一服するようになった。これでも一応日光浴に含まれるらしい。まあ、医者は玄関でもいいから外に出ろって言ってたからベランダも同じようなもん。

ロジカルシンキング|衝動的行動を抑制する思考

ロジカルシンキングとはなんぞや?

  • 論理的思考のことです

これは性格によって向き不向きがある。ただしロジカルシンキングはそういう風に物事を考えるようにするっていう考え方の問題だから、鍛えることもできる。

例えば私は元々ロジカルシンキングをしていたかって言われたら、全然考えたことはなかった。もっと雑だと思ってたし、部屋も片付けないくらいだらしなかった。

じゃあ、どうしてロジカルシンキングをするようになったのかと言ったら「推し(オタクですからね)が理詰め系だったから、推しを掘るために論理的思考にシフトしないと掘りつくせない」って理由です。きっかけなんてそんなもん。理系思考の推しがいるあなたは素質がある。

ここからはじゃあ、どういうときにロジカルシンキングが役に立つのか解説していくよ。

ロジカルシンキングの利点と落とし穴

ポイント

利点

  • 自分を客観視することで状況整理ができる
  • 自分の考え(主観)じゃなくて論理的に考える・行動することでメンヘラ特有の衝動的行動を抑える
  • 自分のメンタルの状態を自己分析して原因を突き止めることで無駄に落ち込まない

欠点

  • 自分に向けてするのはいいけど他人に向けると攻撃的な人になってしまう(正論パンチ痛いって言われる)
  • ガチガチにやりすぎると窮屈になるから抜くとこは抜かないと強迫観念持ちは逆効果

利点と欠点のまとめです。

ロジカルシンキングはあくまでも自分に向けてやること。他人に同じ思考で接すると攻撃的になってしまう事が多々あるので、自分の状況整理にのみ発動しましょう。

ただし、自分に対してとても落ち込んでいたり希死念慮があったりする場合はその原因を探ったり、根本となる出来事を突き詰めて論理的に分解していけば「自分に落ち度があった・相手が酷かった」「そんなに落ち込むことかどうか」「そこで人生終わらせちゃうほどのことだったか」「そもそも自分で人生終わらせても嫌なことの原因にはなんにも影響はないんじゃないか」なんてことがわかってきます。

そこまで自己分析ができれば落ち込むこと、希死念慮を持つことがバカバカしくなる。気分もまあ、完全に晴れなくてもマシになる。

状態把握のやり方と意味

とにかく自分を客観的に見る。

精神疾患持ちのマイナスステータスも含めて、自分のステータスを主観ではなく客観的に見てみる。

例えば睡眠時間は5時間を切っていると少ない。食事は一般的には1日3食か2食は食べる。毎日お風呂に入ったりシャワーを浴びれるか。部屋を最低限掃除できているか。必要最低限以外の外出が苦ではないか。人との交友関係を長期間続けられるか。鬱の傾向は通常が100%ならどれくらいマイナス値に振っているか。躁の時は。などなど。

自分の基本ステータスを把握していれば、どこのパラメーターが低調な時が多くて、不安や衝動的な気分になった時にどこのパラメーターが特に低下しているのかがわかります。

まずは普段の自分の調子をステータス化して、自分の状態を項目別にパラメーター化していくといい。睡眠障害が特に酷い・食欲不振や過食など摂食障害が特に酷いっていうのは把握していて損はない。

基本的にダメージを受けた時は低調な部分が悪化しやすい。

嫌なことがあった時の整理法

物事には原因と結果があります。だからロジカルシンキングが役に立ちます。

ポイント

パターン①

  • 嫌なことを言われる・される
  • そのことについて激しく落ち込む・悩む

パターン②

  • 人を傷つけるようなことを言ってしまった(かもしれない)
  • そのことについて激しく落ち込む・悩む

パターン③

  • 予算を大幅にオーバーした買い物や賭け事をしてしまった
  • そのことについて激しく落ち込む・悩む

原因と結果っていうのは大体こんな感じです。

精神疾患持ち(特に躁鬱)の場合は鬱度が高いほど自分が悪いと思い込む傾向にある。パターン③は躁状態が酷い時にありがちなやつです。パターン②も躁気味の場合もあり得るかな。

起きてしまったことやってしまったことは覆らないのは大前提。いくら悩んで後悔してもやってしまったこと自体は変わらない。

そこで、原因と結果について論理的に考えます。

原因となってしまったことをどうしてしてしまったのか(誰かに嫌なことを言われた場合、自分に非はあったかどうか)?感情的には考えずにあくまで客観的に考えます。自分に原因がある場合はそれを改善できるか。相手が感情的になっただけの場合は気にしないのが一番です(このパターンが一番多い。パワハラやセクハラも上司なんかのストレスのはけ口にされてるだけです。ひどい場合は法的措置を考えましょう)

他人に人生狂わされるなんてまっぴらごめんなので、明らかな嫌がらせ・ストレスのはけ口にされた時は仕事の場合は動労基準監督署に相談したり法的措置を考えてできる限り大きなダメージを相手に返すことを考えます。そこまでしなくても、「こっちはやろうと思えばお前を訴えて社会的ダメージを与えられる」と思っていれば心に余裕ができます。あとはできるだけダメージを負わないように回避する。

大袈裟か?って言われるかもしれないけど嫌なことの原因が相手にある場合、相手にどれだけ社会的ダメージを与えられるか考えるだけで落ち込み度は軽減されます。もちろん、ただの感情論ではなく労働基準法に即したダメージや個人的ならば名誉棄損に即したダメージを具体的に考える。できれば録音や証拠を集めておく。実際に行動に移さなくてもお守りみたいなもんです。

パターン②や③の場合は自分がどうしたら誰かを傷つけることを言って自己嫌悪しないか、無駄遣いを辞められるかを考えます。

パターン②の場合は自己分析が必要。

パターン③は自己分析に加えて、金銭の絡まない代替え手段を考える。ちなみにパターン③は高額な買い物・ギャンブルに加えてソシャゲの重課金も含まれるよ。

自分の行動パターン把握と修正

例えばADHDの人は即時報酬型(すぐに見える結果を欲しがる。ギャンブルにはまりやすい)と言われています。

ADHDじゃなくても鬱でも躁鬱でも自分がどういうタイプの性質を持っているのか理解することは重要です。その性質のせいでマイナススパイラルが発生することは多々ある。だからじぶんの属性を知ってマイナススパイラルを回避していく。そのためには自己分析が必要。

例えば即時報酬型はなにもギャンブルにはまりやすいだけが特徴じゃない。短期間で目に見えてわかる結果を欲しがる傾向があるから、長期的な計画やタスクが苦手だったりする。

鬱の時はとにかく全ての生きるための行動が億劫になる。躁の時は逆に何でもできるような気になってしまう。

診断が鬱や躁鬱でも元々の資質として即時報酬型の性格の人もいるし、すべてが病気の症状とは言えない。元々なにをするにも腰が重い人だっている。

自分がどういうタイプの人間か把握して、特性をロジカルにコントロールすることができればメンヘラでも生きていける。(もちろん処方されている薬は飲もう)

ポイント

  • 即時報酬型なら短期目標を作ってクリアを繰り返す
  • 食欲低下・睡眠時間の減少に関しては生命維持に関係してくるから「食べたくない」「眠れない」で済まさないで、最低限度は死守する
  • ギャンブルやソシャゲに重課金に対しては「見返りがない報酬(ギャンブルはワンチャン勝ちという報酬)」に対して考えてみる。だいたい虚しくなる。買い切りコンテンツのコスパの良さに気付く
  • 幻覚や幻聴はまず疑う。周囲に人が居たら確認する。人がいないのに幻覚や幻聴があるんだったらそもそもおかしい。自分を疑う

基本的に自分の行動が正常ではないと思って疑ってかかってたらそれが本当かどうかわかってくるはず。幻覚・幻聴を誰にも確認しないで放っておくとヤバい人の出来上がりだからね。引きこもりでも医者に「こういう時にこういう音が聞こえてくる」っていうのをちゃんと伝えたり、誰かと通話している時に「物音がしなかった?」って確認するだけでもいい。

もし幻覚・幻聴をキメてて自分でそれが幻覚・幻聴だと気付いたら「あー今日も幻聴うるさいな」とか「幻覚まぶしいんだよ!うざいな」ってできる。感情が振り回されるのを多少は軽減できる。

まとめ|精神疾患持ちでも生きやすい環境を模索できる

論理的思考で楽に生きるってなに?ってなる?めっちゃ楽になる!

とにかく理詰めで考える。そしたら鬱の原因は案外馬鹿らしいことだと気付く。馬鹿らしいと気付いたらそんなものに人生振り回されてらんないって思うようになる(ここが重要)

他人からのセクハラ・パワハラ・モラハラ、毒親のしがらみ。

精神疾患って生まれ持ったものじゃなくて環境要因でなるものだから、じゃあ環境変えればいい。当然、元気な時に。

自分の生きやすい環境を構築していけば、鬱や躁鬱は振り幅を少なくできる。完全になくすことはできなくても振り幅が少なければかなり楽。

引きこもり最高!!

精神疾患持ち引きこもりに役立つサービス

まあ、これは私の場合だから必ずしも正しいとは限らない。向き不向きもある。

問題は引きこもり=精神疾患の場合もあるけれど、全てのパターンがそうではないということと、引きこもり+精神疾患でもうまく付き合って元気に働いて一人暮らしもできるってことよ。

もちろん精神疾患持ちですでに病院に通っている人もいれば、躊躇してる人だっていると思う。

じゃあ、ちょっと気持ちが楽になるような便利サービスを以下に紹介しておくよ。

 

引きこもったままオンラインチャットor通話で悩み相談OK。公認心理士が些細なことから相談に乗ってくれるカウンセリングサービス【Kimochi】

"自分を知ること"を支援サービスに頼ってみるのもアリ。神奈川県内・大阪・宮崎で展開中の障がい者向け生活訓練サービスを見学してみるのもいいと思うよ

エンラボカレッジ
  • この記事を書いた人

那智

引きこもり歴10年以上のゆるメンヘラ那智。引きこもり生活が快適過ぎて一歩もお外に出たくないのに趣味の一つに旅行がある矛盾した生き物。めちゃくちゃハッピーに生きてる様子を発信するよ。

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